2008.11.28 「へな村助役の独り言」 その六
 年末年始がじわりじわりと迫っております。なんやかんやと予定の多い季節となってまいりました。
 

 
このくらいになると朝晩の急激な寒さと共に一年の早さというものがしみじみと身にしみます。寒さが厳しくなるにつれ、台所に立ち煮物なんてこしらえていると無意識のうちに八代亜紀さんの舟歌を熱唱している自分がおります。この時期にはぴったりな名曲です。
 

そして、鼻歌が気がつかないうちに熱唱にかわり我に返った時というのはなんともいえない恥ずかしさがございます。特に握りこぶしをマイク代わりにしちゃった時に限って人に見られてたりするもんですから気が抜けません。又、見せられた方の冷静な眼差し。話しかけてくれたら止めれたのにこちらが気がつくまで一歩下がっての観察。あの目が合った瞬間の心のざわめきったら無いですね。心臓がチクンと致します。とりあえず、咳払いでもしてごまかすのは人間の悲しい習性でございます。
 
 もちろん、ごまかしきれないのは本人が一番良く知っております。

 
ただ、願いが叶うならば、ここは誤魔化し切りたい。時間よ戻れと使えもしない呪文を唱え現実から思いっきり目をそらし、自分の中だけで無かった事にして消化します。

 そこでやっと落ち着きを戻し「ああ、いたの。」としれっとした態度をとると、暗黙の了解で相手も無かった事にしてくれます。いや、無かった事にして下さい。


 
ここで、もし相手を思う気持ちがあるのなら、冷静な眼差しで観察するのではなく、一歩踏み込んでみてはいかがでしょうか。
 

 コーラスをいれる。勝手にハモル。手拍子でリズムをとる。ラジオDJの様に歌い終わったら曲紹介をしてみる。

 気がつけばきっと素敵なデュエットが完成されていることでしょう。


 
ただ、問題はそれをまた違う第三者にみられてしまったときのバツの悪さです。はたからみれば、もはや、ただの泥仕合にかわりはないのですから。


 2008.10.27 「へな村助役の独り言」 その五
 すっかり秋ですねぇ。食べ物の美味しい季節ですね。毎年食べすぎには気をつけなくてはと思ってはいるのですが、思うだけで秋は終わります。やっぱり美味しいものは旬の内にいただかないと失礼ではないかしら、といった食べ物に対する礼儀でついつい箸が進んでしまいがちな季節ですね。そんな食いしん坊にはうれしい反面、寒くなれば肩こり持ちにとってつらい季節でもあります。

私の悩みの一つ「こり」について少しお付き合い願います。
万年肩こり体質の私は常に「こり」と戦う日々を送っております。ただの肩こりされど肩こり。放っておくと酷い頭痛にみまわれますのでコリには早めの対処が必要です。きっと私以外にも「コリ」で悩ませれている方は多いのではないでしょうか。

まず「コリ」防衛策の一つとして、首・肩を良く回したり、ストレッチをする。おかげさまで、ここ数年で肩を回すと何かが「ゴリゴリゴリゴリ」音を奏でる様になりました。骨なのか何なのか。もちろん絶え間なく鳴らすことも可能です。さらに曲を奏でる技も身につけました。民謡からポップスまで、ちょっとしたジュークボックスです。ただこれは防衛策なので怠ると首が回せない位の痛みが生じてしまいます。


湿布等を貼るのも効果的です。しかし、毎日毎日毎日毎日貼るとなると経済的にも皮膚の弱い私としても苦しいものがあります。なので湿布は頑張った自分へのご褒美として労いの意を込めて、たまぁーに貼る事にしております。たまぁーに貼るので勿論コリは解消されません。結局自分でマッサージするしか無いかとしょんぼりしていたところ、見つけました。私、日本人のくせにすっかり見落としておりました。


日本古来から伝わる治療法・・・・「お灸」


経済的にも優しくてなおかつ効果の高いであろう、お灸を早速薬局で購入し致しました。家にもどりさくっと説明書を目にしていよいよ「もぐさ」に火をつけ肩にポンポンと4つのせました。鼻歌まじりのルンルン気分でポンポンポンポンと4つ景気良くのせました。椅子に座りなおし、さてとと今一度説明書を棒読みしておりますと、


「初めての方は1つから始めて下さい。」

という耳を疑いたくなる言葉が出ました。もう一度注意事項をよーく読み返して肩に乗せた灸の数を数えました。でもまあ、初心者用を買ってきたし心配ないだろうというしょうもない安心感が、このあと自分の首を絞めることとなりました。「しょうもない安心感で後に冷や汗をかく」そんな経験を幾度と無くしてきたのにも関わらず危機感能力ゼロの私でございます。立派な社会人ランキングがあるとすれば最下位でドンと腰を下ろしている事でしょう。さてモグサの様子はというと・・・見るからに手遅れです。

火事で煙に倒れるってこんな感じでしょうか。ちょっとしたボヤ状態です。勢い良く煙を出すモグサ。逃れたくても逃れることが出来ない恐怖。右に逃げても左に逃げても私の肩に奴らはのっているのですから。取ればいいじゃない。そう思われた方もいらっしゃると思いますが、初めてのお灸体験、燃えているお灸が取れるほど私の指は健康ではありません。4分程してモグサ煙祭りが終わりを向かえ一息ついたのも束の間。温感療法であるお灸はただ煙を出すだけではありません。煙を出すだけなら、煙玉花火乗せてたほうが楽しいです。まさか肩コリのツボ達もこんな祭り騒ぎを起すとは思ってもなかったことでしょう。えっらい熱いの4名入りましたぁとツボ達の声が聞こえてきそうです。

しかし慣れてしまえばこちらのもの。くわぁーと熱気がツボ襲来後じんわりと温かくなり心地よい気分に浸れます。いやー効きますねぇ。いいですねぇお灸。庶民の味方です。

この日以来すっかりお灸っ子になり、本でツボの勉強をしておりますと、またもや頑張りどころが違うよねという周囲からの指摘を受けております。終いには家族からの


「ねぇ。どうなりたいの?」


という将来に対する素朴な疑問を投げかけられ、何も答えられない私であります。


・・・そうですねぇ。このまま勉強を進めていけば、ツボにやたら詳しい肩こり持ちになれますね。ただ問題はやたらと記憶力の無い事ですが。

 2008.7.26 おばあじいちゃん日記
 お年寄りというのは、知識の宝でもあり人生の玄人でもあり、いてくれるだけで何だか和むという素晴らしい方々です。又、そこに加えてしゃべりが非常に面白く声も大きいので、別に盗み聞きをするつもりは無いですが、聞こえてくる会話に思わず噴出してしまうことが多々あります。


 
先日、腰があまりにも痛むので仕事前に朝一で接骨院に行って参りました。
どこの病院でもそうですが、病院という場所は大変混合います。行く時間を読み間違えると非常に待たせれるといった結果にもなりかねません。

 そこで、待ち時間の楽しみ方をご提案致します。

「本を読む」・・・もちろん有意義な時間の使い方です。これを提案するとそれ以上に有意義なかつ実用的な時間の使い方があるのか、というとまぁ無いでしょう。しかしそこはへな村助役。無駄にこそ意味があるという捨ててしまった方が良い信念をもって生きております。そんな信念があるからこそ、この「へな村」通信が続いているんだと思います。「人生の時間の使い方」を円グラフで描いたら、まず立派な人はこんな時間は無いだろうなと思う時間の過ごし方をここではご紹介致します。

 
それは、「お年寄りの世間話を勝手に聞く」

 
勝手に聞くというと聞こえは悪いので、聞かされると言い換えます。先程も述べましたが何にせよ声が大きいのでBGMの如く耳に入ってきます。しかしその聞こえてくる内容は、言うならばネタの宝庫でもあります。田舎の方であればあるほどそこにはファンタスティックな会話がとびかいます。

 
まず特徴として基本的に相手の話を聞いていない。しかも「いかにも凄い聞いてますけど、何か?」といわんばかりの大げさな相打ち。きっと首の運動がてら頷いているのでしょう。しかし、本人同士が双方ともそういうものなので特に問題ありません。

 
次に病院という場を「サロン」と変えてしまうそのくつろぎよう。その健康的な笑顔から自分家でいいんじゃないのと思わせる友人との談話。野放しにしておくとお菓子を持ち込んでのピクニック気分。

・・・どおりで。病院には元気なお年寄りが多いわけです。(もちろん本当に体調が悪い方もいらっしゃいます。)
余談ですが、数年前、社長が入院した際も、朝喫煙所に行くとお年寄りのこのような会話が聞こえてきたそうです。
 
「あれ?今日は木村のじぃさん見えねぇな。」
という問いに対して
 
「木村のじっちよ、風邪引いで今日は来れねぇだってよ。」


 
「ああ。そりゃ家でゆっくりしてた方がいいわな。」

 
うそでしょ。自然治癒ですか。風邪引いて来れないという木村さんもそうですが、納得するこのおじいちゃんもおじいちゃんです。とまあ、こんな具合に会話が成り立っているようでそうでないやりとりを、淡々としております。

 
そうこうしている内に診察の番が回ってきまして待合室を後にし、暫らくして診察を終えた私を待っていたのは、なんともいえない光景でした。


長椅子一つ置いてある待合室に端と端にお婆ちゃんが腰をかけております。そこまでは普通です。ただ他と違うのは端と端に座り互いに向き合い話をしている情景です。確かに長椅子の真ん中は空いております。空いておりますが、私には座れません。へな村助役はそんな勇気など持ち合わせておりません。これぞ空間の大人使いです。玄人技です。


 
トッコさんもそうですが、何にも囚われない自由な生き方が健康の秘訣ではないかと思います。

 2007.11.17 ニューストピックス 〜社長と将軍の奮闘記〜
 このコーナーも打ち切りだなと思っていた頃、社長に異変が見られました。以前お伝えした「将軍様」(尿道結石)がまたもや大暴れをしているとの事です。流石に今回は、先回の痛さにおける対処方法を身をもって学習したかと思われだいぶこなれた様子だな、と思いきや。まぁ、まぁ体を張って次から次へとネタの提供をしてくれました。
この日もあまりにも痛むということで病院に連れて行きましたが、

 「本日は泌尿器科はお休みなので診れません。」
と受付で門前払いをくらい、それでもどうか痛み止めだけでも打って欲しいと懇願したところ

 「専門医がいないので、お薬の投与や点滴は出来ません。」

とぴしゃりと断られ続けました。そうこうしている内に痛みが和らいだのでしょう。泌尿器科のある病院を聞き出しその場を後にしました。

 どこの病院を紹介してもらえたか聞きますと、2つ病院を紹介してもらい、1つはまぁまぁ近くの病院、もう一つはここに行けってか!と突っ込みたくなる程遠方の病院です。(車で1時間位)
しかも、社長の担当医である先生の診察日が少なくなったとの情報です。どうやらご自身で病院を開業するそうです。ならば、話は早いとその病院の場所を聞きましたら、


 「まだ、開業準備の段階です。」


っっまだかぁぁいっっっ!!


なんなら、いっそ教えて欲しくない情報です。


 と、まあこんな風に、お医者さんも大変なんだなぁと2人でしみじみしておりますと、先ほどまで休んでいた「将軍様」がヒョイと顔を出し始めたのです。隙をついての攻撃です。敵に背中を向けてはいけないという教訓をここで目のあたりに致しました。急いでインターネットで近辺の泌尿器科のある病院を調べ幾つか問い合わせてみますと、こんな近くにあったじゃなぁいと物凄い近くの病院で診てくれることになり、早速、

 「痛みがひどいので痛み止めの薬や点滴を打ってくれませんか。」
と伝えますと、快くOKしてくれました。


 「但し専門医はいないので詳しい事が知りたかったら専門医のいる病院に行かれたほうが良いですよ。」


 いいんです。


詳しいことは本人が十分承知しております。専門医のいる病院は全て本日休館日でしたから。


 社長にこのことを伝えますと、あまりに痛かったのでしょうか、顔中油汗まみれで、


 「この痛みが何なのかは、俺が一番良く知っている。俺に専門医は必要ない。」


 ブラックジャックに出てくる患者のような一言を鋭い眼光を放って言いました。まぁ、とにもかくにも苦しむ社長を連れて本日2件めの病院に連れて行き、点滴を打ってもらい、痛みは和らいだようです。
 
数日後一つ目の「将軍様」が検出され、ホッと胸を撫で下ろした様子でした。

 その数日後社長の机周りを2人で整理しておりますと、突然社長が


 「ぎゃぁぁ!」

と悲鳴を上げました。指でも挟んだかと思い駆け寄りますと、机の上に粉が散らばっております。


 「せっかく、とっといた石が砕けたぁ」

前回もそうであったが、検出された「将軍様」をコレクションしたがるのは止めていただきたい。

 

 2007.07.14 「へな村助役の独り言」 その五
 近頃、妖怪ものの映画が多いせいか、個人的に妖怪への関心が高まっています。深みを感じる妖怪から、薄っぺらな妖怪まで多種多様で非常に面白いなと感じております。

 「こんな妖怪もいたんだぁ」という発見も楽しいですが、「なぜ、妖怪になったのか」という妖怪になるまでの過程に、色々考えさせられる話があるように思われます。

 例えば「山姥」彼女たちは元々私たちとなんら変わらない人間であったそうです。それが非常に貧困であった時代のために姥捨てという形で山に置き去りにされました。大変悲しい時代です。置き去りにされた彼女たちは谷から飛び降りを図ったそうですが、死に切れなかった者たちは生き延びるため徐々に妖怪となっていったそうです。

 と、このような事をテレビで水木しげる先生が言っておりました。ここまで読んでくださった方の中には「おお、助役が大した知識を披露してるぞ。」と、思いきや。いやいや、そんなことはございません。私の妖怪知識のほとんどが水木しげる先生から得たものです。しかし、妖怪でも化け物でもなかったものを私たち人間が原因で、そういう形にしてしまったことは、大変考えさせらるものです。

 ここ茨城の下の方といえば元々野生に生きる犬が非常に多い地域ではありました。私も犬は嫌いではありませんので、ほのぼのしていいなぁと思っておりました。ここらへんの犬と言えば、親子連れと思われる犬達がで川辺をフンワリ散歩していたり、全体的にもフンワリした行動が多いです。

 しかし、ここ最近「港」付近の犬たちが酷く凶暴化している噂を耳にしました。群れを組んだ犬達が、人と見れば、小さい子から車に乗っている人まで吠えて追いかけ回すようです。付近の小学校や住民達が噛まれて怪我を負う事が多くなり、やがて、保健所が動く騒ぎになりました。4月か5月ごろのことだったと思います。丁度その頃私はこの噂を耳にし、車で「犬パトロール」と言って興味本位で現場に行きました。犬達が住処を作っているという噂の現場に着きましたが、まあ、驚くほど犬は居らず、シーンと静りかえっておりました。危ない危ないと思って行きましたが、内心「チョット楽しいかも」とも思っていたので犬が一匹もいない事には、正直がっかりしたのを覚えております。

 後日聞いた話によると、保険所は犬を片っ端から捕らえたそうです。本当にびっくりするぐらい、犬がいなくなった時期がありました。

 暫らくして、あちらこちらに犬達の姿を見かけるようになったのは、数週間してからでした。日の明るい内にみる犬達はなんら前と変わりないように思われましたが、日が落ち始めると犬の遠吠えやら、喧嘩しているような鳴き声やらで騒々しい日があり、

 「まあ、随分元気だこと。」

と軽く受け流しておりました。しかし、「今日はえらい吠えてるなぁ。」と流石に受け流すレベルの吠え方で無い日がありました。時間で言うと21時位であったと記憶しています。その時は、犬達が物凄い喧嘩をしていると思っておりましたが、丁度、買い物から帰ってきた両親が、大慌てで部屋に入ってくるやいなや

 「今、犬が猫を食べてた!!」

と、パンチの効いた報告をしてきました。ゆっくりとしたくつろぎタイムにありえない報告。元々、大きな音に弱い私が、いきなり部屋のドアをバンッと開けられ、大声を出されたのにも驚いたのに、追い討ちをかけるような一報。私が、名古屋コーチンであったなら間違いなく即死であった事と思います。色んなことに怯えプルプルしたまま、取りあえずその日は寝ることにしました。

 次の日の朝、犬が猫を食べてたという現場付近に小さな猫が目を背けたくなる姿で横になっておりました。

事件はその一件だけではなく、どうやら、飼い猫とみられる猫たちを食い殺しているのです。わりと自宅の近所で起きいる事件ですので、猫が道端や草むらで倒れているのを見るとなんともいえない心持になります。

 それでは、何故ここまで犬達が凶暴化してしまったのか、何故飼い猫とみられる猫を集団で食い殺すのか。そこには、あまりにも無情で自分勝手な人間達の姿が浮かび上がりました。

 凶暴化した犬達は、少し手入れをすれば、たいそう可愛らしい犬達ばかりです。彼らは元々飼い犬であったそうです。しかし、世話の見切れない、もしくは飽きてしまった、そんな理由で捨てられ、中には飼い主も断腸の思いで手放した犬もいるかもしれませんが、手放されたことは彼らにとって代わりありません。飼い主は魚や餌のとり易い港まで、わざわざ犬を捨てにくるそうです。きっと手放すときには「ここで、元気に暮らせよ。」「仲間や餌があるから安心だな。」などと、自分達に都合の良いことを言って手放したのでしょうか。このような話を聞きますと、何故人を襲うのかがおのずと解ります。それでは、何故飼い猫と思われる猫ばかり食い殺すのか。そこは皆様のご想像にお任せ致します。

 どうでしょうか。「山姥」の話に少し似ているなと思うのは、私だけでしょうか。昔の人はこういった犬達を「妖怪」と呼んだのではないでしょうか。皆様も身近な妖怪探しをしてみるのはいかがですか。ただし、このような寂しい妖怪は、どうか増やさないで下さい。

 私、いっちょまえに皆様に問いかける締めをさせていただきましたが、ここまで読んでくださった方は片手で数えれる程度の様な気が致します。こうして、黒く黒ーくなり、妖怪は増えていくんだろうなと実感しております。ただ、「山姥」レベルではなく「小豆洗い」のもっと下のようなレベルの妖怪である事には間違いないなと確信しておりますが。

 2007.06.02 「へな村助役の独り言」 その四

 へな村通信を更新しますと「あぁもうこんな季節かぁ」としみじみ致します。ワンシーズンに2、3回の更新記録。何かと季節の風をふかしたがるへな村助役でございます。

 6月に入りまして「すっかり入梅ですね」と思いきや、近頃は季節のズレが生じて「え〜と〜・・・入梅?なんだよね」と思い切りのない挨拶になってしまいます。難しい塩梅です。このぐらいの時期に良く私は「いや〜すっかり暑くなりまして、もう夏ですねぇ。」と勇み足を踏んでしまいます。

 又、季節にズレが生じますと、「去年の今頃に紫陽花が綺麗に咲いていたから観に行きましょう」と意気揚々に自分の見つけた紫陽花スポットに出かけても、紫陽花の咲く気配すら無い。もしくは見事に咲き散らかって茶色い何かになっている。といった事件が多発します。そうなりますと、どこからとも無く、なんともいえない哀愁が漂うといった結果になりかねません。

 皆さんもどこか出かける際は、勇み足では無く「下調べ」という先人の残した素晴らしい工程を踏んでからお出かけ下さい。

 2007.03.29 「トッコの部屋」その四
〜ぬか漬け〜

 日本に限らず、世界各国「漬物」といった食べ物がございます。昔からあるもの、近年漬け方の開発されたもの。又、漬物の好みは人それぞれで、漬け具合のこだわりも又、人それぞれだと思われます。

 私の好みで申しますと、「ぬか漬け」 。これが幼いころより一番好いております。また蕪であったり茄子であったり沢山の種類がございますが、中でも「きゅうり」のぬか漬けが一番心そそられる漬物でありまして、きゅうりは見た目がとげの様にボコボコしたもので漬け方は古漬けがよろしい。と、このような私なりのこだわりがございます。

 しかし、漬物というのは作り手の数だけ味がありましてストライクゾーンの、ど真ん中に飛び込む味に中々出会えないことがございます。そこも又、漬物の魅力の一つであります。ちなみに、私が太鼓判を押すきゅうりの古漬けの漬物屋さんは、大阪は阿倍野区の商店街にあります、とある漬物屋さんでございます。名前がわからないあたりが、へな村助役の残念な情報力でございます。肝心な所が分からないというのは良くある話です。

 さて、話は本題に入りまして、かれこれ昨年の夏に起きた事件でございます。私がぬか漬け好きなことは近辺の方々も認めておりましてトッコさんの耳にもその情報は流れてゆきました。「食事」という大切な時間の食卓にトッコさんによってトンと置かれた漬物がございました。私はそれを、「食卓界の魔物」と呼んでおります。見た目は、なんて事無いごく普通のきゅうりのぬか漬けであります。しかし、その見た目からは想像もつかない香を発していたのです。どのような匂いかと言葉にするなら、鼻につ〜んとくる香りというよりか、鼻を「つんざく」香りと表せば良いのか、とにかく人をイラっとさせる香りであります。

 されども、トッコさんのご好意で出された漬物ですので正直なことは言えず、

 「美味しいだろ?」

との圧力のかかった問いかけに、私は

 「・・・うん。」

と答えてしまいました。今思えば、この答えがいけなかったのだろうと反省しております。心無い返答によって幾度無く自分を窮地に追い込んだことでありましょうか。皆様もそういった経験はあるのでは無いでしょうか。

  しかし、このトッコさんの問いかけのすごい所は、美味しいかどうかの確認ではなく、「美味しいに決まってる」を前提とした一方的な投げかけでございます。出せる答えは必然的に1つしかありません。トッコのなせる技だと確信しております。普通の精神状態では「美味しくない」なんて口が裂けても言えません。

 この様にしてその日から「食卓界の魔物」はちょくちょく食卓に顔を出したのです。さすがに、こうも連日、連日屈託の無い顔で出されますと、「臭い」と感じているのは自分だけかと思うようになり、せっかく提供してくださるトッコさんにも悪い気がしてくるものです。少し、味の方でも「あれ?ぬか漬けってこんな味だったかしら」と疑惑がありましたが、やはり「それも、気のせいだろう」と。

 全ては気のせいであるーー。と悟りを開くこと、数日。その場に居合わせた社長によって、やはり気のせいでは無かったという現実に引き戻されました。魔物が食卓に置かれて、数分。

 「くっさ。」

そう!そうなんです!!ビンタを食らった衝撃であります。それはそれは見事に臭いんです。

 そして薄々感ずいておりましたが、これは「きゅうりの古漬け」ではなく「きゅうりの古」では?という、不安感。もはや精神までも、おかしくしてしまう見事なまでの破壊力。まぁ〜これほどくっさいものが食卓に出ていて良いのだろうかと、正常な精神が戻ったのは、夏の終わりの頃でした。しかし、この訴えにトッコさんは、にっこにっこしながら

 「いっこ臭くあっかよ。わし、わがんねぇ。助役さんは、ぬか漬けが大好きだから。」

・・・敵は強かった。この訴えは直ぐに取り下げられ、「そうだよなぁ。せっかく持ってきてくれるんだもんなぁ。」と、またもや振り出しに戻りました。そうこうしているうちに、くっせ漬物と一夏を過ごしました。

 季節は移り変わり、冬がやって参りました。秋にはあまり顔を出さなかった「食卓界の魔物」が、久しぶりに顔を出したのです。心なしか、夏よりも香りが抑えられ、「ぬか」の風味もほのかにします。すると、またもやにっこにっこしたトッコさんが現れ、

 「どうだ?臭くあんめ。な。夏のは臭くてなぁ。しゃぁあっかよ。あれよ、あんまりくせぇからな、毎日ちょっとずつ捨てたんだわ。あれは、だめだぁわ。」

えぇぇぇ!!うそでしょ!いやぁ本当にビックリしました。若手芸人の様な食いつきです。しかし、本当に驚かされたのは次の台詞でした。

 「あんなくせぇの、わしら食えねぇ。」

ちょっとぉぉぉぉ!!!「食えねぇ」って。ビックリしすぎたのでしょうか。飲んでいた味噌汁が鼻から出てきました。

 暖冬と騒がれておりますが、この日は妙に寒さが身に染みました。

 2007.02.03 「へな村助役の独り言」 その参
 あっという間に2月になりました。皆様いかがおすごしでしょうか。私事ですが、先月 久方振りに本格的な風邪にかかりまして、数年ぶりに「風邪で寝込む」という体験を致しました。何に置いても言えることですが、こういった状況になりますと いかに健康が素晴らしいかということを痛感致します。

 ということで今年のへな村の目標は「健康第一」に決定したく思っております。何が何でも健康第一。村をあげての健康第一。の、つもりが私 腰を痛めまして一定の体勢を保つのが困難な状況であります。合間合間に腰運動を心がけているため 「動きが非常に気持ち悪い人」 というレッテルがそろそろ貼られそうです。健康のためならば多少のリスクも否めないということでしょうか。



 さて、話は変わりまして本日2月3日は節分です。私 へな村の助役として「この日を立派に務めあげたい」という心持で3日程前から準備をしてきました。
 玄関先にこっそり紙製の鬼のお面を飾り、豆も早々に手に入れ本番を迎え入れる準備を着々と進めてまいりました。皆様、口には出さずとも きっと心の中は さぞかし私と一緒でそわそわしている事でありましょう。当日は いったい誰が鬼を務め上げるのか、そして誰が豆を投げたいのか。ここ3日、誰が申し出てきてもいいように用心しておりました。

 が、皆さん恵方巻きにすっかり心を奪われか、豆まきに食いついてきません。玄関先の鬼も見てみぬふりです。終いには鬼が傾けられたりしております。帰り際 鬼さんを真っ直ぐに直して帰る日が続き、とうとう当日を迎えました。
 つまり本日。土曜ということもありピクトラボに出勤しているスタッフの少ないこと少ないこと。しかも皆さん豆に興味の無いこと無いこと。

 結局、その場に居合わせた社長に頼みたおし、豆まき大会を実行致しました。


 大人2人が夕暮れ時に豆を撒く。鬼のお面をかぶった大人が一人。豆を投げるのが一人。輝かしい夕日を浴びながら豆を撒く。


 あんなに 誰かに見つかったらどうしようか と落ち着かない心持での豆まき大会が かつてありましょうか。偶然にも その現場を通りました子連れの若奥様が、「見なかった事」という態度をとってくださいました。お子さんが泣き出さなくて良かったなぁと実感しております。

 普段なら 大の大人が紙製の鬼のお面を付け、もう一人が豆を撒き散らかしていますと 「御用」という結果になってしまいますが、本日は節分ということでそのような事態にならずに済みました。

 2007.01.14 「トッコの部屋」その弐
『パイロゲン』

 皆様、「パイロゲン」という飲料をご存知でしょうか。パイロゲンというのは、数種類のお酢を飲みやすくブレンドした飲み物でございます。私個人としましても飲みやすく美味しいので良くいただきますが、問題はその扱いです。ここで紹介させて頂くのは、「こう飲んだら美味しいですよ〜。」や「こんな飲み方もお勧めです。」といった 飲み方云々のレベルではなく、トッコさんが我々の記憶に残した数々の伝説の「扱い方」をお伝えしたく思っております。

1.ものもらい(目ばちこ)が出来た時

 やはり、トッコさんも人の子。疲れが溜まったんでしょうか、ものもらいが出来たことがありました。もし私であったなら、眼科に行くか専用の目薬をさすという手段を考えます。が、なんとトッコさん

 「そんな めんどくさい事しないよ。」

となんとも男前な台詞を言い放ちました。
 さすがトッコさん気合で治すのかぁ〜と感心したのも束の間。その気合は違う方向に向けられ、なんとパイロゲンをスプレーボトルにボトリングし シュッと気合の一吹き。先ほど説明した様にパイロゲンは飲料です。又、成分は数種類のお酢等をブレンドしたものとなっております。お酢が主成分です。

 皆様、ものもらいが出来ましたら危険な賭けはせず正しい処置を取って下さいませ。その後、トッコさんの悲鳴が響いたのは言うまでありません。

2.筋肉痛

 この日トッコさんはお掃除に大張り切り。窓をきれいに磨き上げましょうと気合十分で挑んでおります。もちろん手には雑巾とパイロゲン。念のため確認いたしますがパイロゲンは飲料であって掃除道具ではありません。しかしそんな常識なんのその。トッコさんは水で薄めたパイロゲンで窓を一枚一枚磨き上げていきます。もう周りの突っ込みをも吹き飛ばす気合の入れようです。

 その3日後、トッコさんに腕の激痛を訴える事件が起こりました。遅れてきた「筋肉痛」です。「湿布を張って治す」そんな考えは一切なく、やはりここでもパイロゲンさんの登場です。ただ今回ばかりは
「どうせパイロゲンさんを直接、湿布みたいにして張ったんだろ?」
なんて考えは ことごとく覆されました。そうくるかね!という一応 理に適った方法を実行しているようです。
 見た目の印象としてまず「あれ?点滴打ってるのかな?」というファーストインパクトの次に、なにやら点滴ではないらしいという疑惑の渦に巻き込まれ そして、

 「パ、パ、パイロゲンだぁ!!!」

という真実の荒波に心身共に打ち砕かれました。

そこにいたのはーー常識に囚われない女。自由人トッコさん。

 小売のパイロゲン(ウィダインゼリーのような入れ物に入っています。)をそのまま何することなく腕に包帯で巻きつけてあったのです。どうやら、患部を冷やしているようです。
 それを目撃した一同、心の声は「そこ、パイロゲンじゃなくて良いんじゃない?」と総ツッコミであったのではないでしょうか。このまま野放しにしておくのが勿体無いと思いましても、トッコさんは突然このようなサプライズを提供してくるので その行動を最大限に光らすつっこみが間に合いません。
「それ、冷えてるんですか?」
 と日常的な会話を投げかけてみますと、またもや衝撃的告白。

「ん?普通だね。」

 普通だねぇ? どれと自分の手で温度を確かめてみますと、びっくりするくらい温い。本日2度目の心の叫び「そこ、むしろ パイロゲンじゃなくて良いんじゃない」が出ました。記録がぐんぐん伸びます。しばらくしてトッコさんが一言。

「これよ、ここに飲み口出てるから気がついた時にいつでも飲めるんだわ。」

・・・完敗です。その自信に満ち溢れた横顔に清々しさ さえ感じ取ることが出来ました。何度も言うようですがパイロゲンは飲料です。それ以下でも以上でもなく、飲料です。ちなみに、パイロゲンを巻きつけてくれたのは やはり妹のミチヨさんだそうです。

 後日、すっかり良くなった腕をブンブン振り回し、
「やっぱりパイロゲンは効くわ〜。」
と感嘆の声。筋肉痛はしばらくすると自然治癒いたします。

 病は気からと言う言葉がありますが思い込むというのは時にすごい力を発揮するものだというのを改めて学習いたしました。

 2007.01 「トッコの部屋」
トッコさんは、必要以上にパンチの効いたバアチャンであります。そんなトッコさんの名言やそっとしておくのがもったいない日常を ここではこっそり皆様にお伝えしたく思っております。

 其の一  「違うだろ」

 今から数年前の事です。ここ茨城県南部というのは、まばたきをする度 目の端に犬が入ると言うくらい野良犬が多い地区であります。また、南部に行けば行くほど犬の数も尋常では無い程増えていきます。次に多いのがコウモリ、その次がおじいちゃん、と言うくらいとにかく狸やウサギといった野生動物があまりいません。狸なんてお目にかかれた日は一日ハッピーな気分になれてしまうくらい貴重な生物です。

 そんなのどかで平和な所に普通では有りえない動物がヒョイと現れたのです。そう、その日現れたお客さんは日光でお馴染みの「お猿さん」。しかも現れた場所はトッコさんの自宅の庭にある無花果の木の上。時刻は朝方。当然、トッコさんの家は皆が大パニックとなりました。家族が慌てふためく中ただ一人冷静な方がいました。それが、我がトッコさんです。トッコさんは不思議そうに猿を見つめ、

「タクヤ(トッコさんの孫)、あんなとこで あにやってたや。」
と一言。

ちがーーーう!!あれは「タクヤ君」じゃなくて本物の猿。何も言わずただ こちらを凝視している猿です。失礼にも程があります。例えタクヤ君であったとして 年頃の子がなぜ朝方に人様の庭の木に登り、ただそこに居るだけ・・・というシュールな行動をする必要があるのでしょうか。

 一通り失礼な勘違いをし、皆とワンクッション置いてようやくトッコさんも慌てふためきました。その慌てようといったら、もう大したものです。勝手にタクヤ君と間違えたくせに、猿がタクヤ君でないと大騒ぎ。そこか!猿が居る事では無く、「猿がタクヤ君で無い」という所に納得が行かない様子です。実際、タクヤ君であったなら、もっと騒ぎは大きいのではないでしょうか・・・。

 とりあえず、このままでは危険だと察知したトッコさんは、なぜか妹のミチヨさんに連絡。「今、家に猿がいて大変!」事の重大さに気づいたミチヨさんは直ぐに通報しました。と、ここまでは素晴らしい事の運びです。が、しかしミチヨさんの通報先は保健所でも市役所でもなくーーー「NHK」。朝早く連絡を受けたNHKの職員さんは、困惑しながら

「・・・そうですか。」

と一言。そりゃそうだ。12チャンならともかく、NHKって・・・。

 2007.01 「へな村助役の独り言」 その弐
 ここまで、辛抱強く読んで下さり本当にありがとうございます。なんとも言えない疲労感でいっぱいな事と思います。

 さて、「ホームページを開くたび更新記録があるのに、どこも変わって無いじゃないか。」と疑問に思っていた方がいるかと思います。お気付きの方はあまりいらっしゃらないかと思いますが、このへな村通信こそが更新されていたのです。実はへな村通信は随分前からこのホームページデビゥーを果たしております。「お問い合わせページ」の、ある場所にへな村への入り口は存在していました。「何だかここにマウスを持ってくると何も無いのにカーソルが変わるんだけど・・・」という経験はございませんか?そう!それこそが入り口だったのです。人呼んで「謎の透明ボタン」。知っていたよ、という方は きっとうっかり押しちゃった。というミスがきっかけでは無いでしょうか。そしてここまで読んでくださった方も、「あぁうっかり最後まで読んじゃった」と頭を抱えこんだのでは無いでしょうか。

 2006.12 年末年始の連休が決定!

★☆ 年末年始の連休はこれで決まりだね!! ☆★

 連休の予定はもうお決まりですか?まだ決まってない方も そうでない方もこれを見てじっくりと計画を立ててみてはいかがでしょうか★

【12月】30日・31日 【1月】 1日・2日・3日

☆連休振替営業のお知らせ

★☆ 連休振替営業 ☆★

 連休調整の為 通常休日の日ですが営業いたします。

 ◎12月23日(天皇誕生日)

 ◎1月8日 月曜日 (成人の日)

 2006.12 ★今年も来ました!忘年会シーズン♪

★☆ 忘年会 ☆★ 

 今年もやってまいりました♪一年お疲れ様の意を込めてカニや肉を たらふく食おうではないか!という食いしん坊主には たんまらないこの行事♪沢山食べて一年の締めくくりを致しましょう♪

 【テーマ】〜祝★肉 カニあばれ太鼓〜

 【日時】たぶん・・・

 12 月 29 日 (金)  かなぁ

 2006.12 【ためになる日本語講座】

 ここでは、日常の こんなときどうすればいいの?や

あぁこう言えば良かったんだぁという日本語術をわかりやすい例え付きでご紹介したいと思います。

今月の お言葉

「誰ががんもどきの製造法を聞いているんだ」

 この言葉はとにかく話が長い、本筋から話がそれる方に使う言葉として江戸から親しまれているキャッチフレーズです。

 ちなみにがんもどきの作り方はというと・・・中に蓮に牛蒡にシソの実等と詰めるものがございます。蓮は皮を剥きまして四つに切ってとんとんとんとんとすぐに使えますが、牛蒡の方は皮を剥いてすぐに使うとアクがあっていけないから、いったんアク出しをします。紫蘇の実はある時分にはよろしんですが、ない時分には漬物屋から買ってきて、塩漬けになってますからすぐに使うと塩っ辛い。これを塩出しするんですが、あんまり塩を出しすぎても・・・むにゃむにゃむにゃ・・・・。

 2006.12 ニューストピックス
 長きに渡り社長を苦しめていた「将軍様」にピリオドが打たれようとしております。

 12月2日正午頃 社長から「将軍様」とみられる物質が検出されました。社長は「将軍様」検出後直ちに洗浄され隔離室で保護されました。術後の経過は順調らしいとの報告が入っております。検出後の「将軍様」は無菌状態でしばらく展示される予定です。展示後は初孫・俊介君のお守りとして余生を楽しむとのことです。関係者によると検出後の社長は大人とは思えない程のはしゃぎぶりであったとのコメントが入っております。また、一方では、人様への迷惑をかえりみず、一通りはしゃいだ後に「今チクッとした。今チクッとした。」と脇腹とさすっては怯えていたとの証言もあります。へな村では今後の経過を見ていく方向であります。

 以上、最近のニューストピックスでした。

最新のニューストピックス

12月5日のニュース速報です。秘かに、社長より記者会見が開かれました。

 会見によると先日の「社長 対 将軍様事件」がついに決着を迎えた事が明らかになりました。調べによると「将軍様」の捕獲後 社長は和解への道のりのため3日間に及ぶ『将軍様』とさしでの話し合いの場を設けたとの事です。 会見では、当初和解は困難の状況と見られていたが、慎重に話し合いは進められ和解を結ぶ事ができ非常に良い結果が得られたと社長は発言しています。また、会見後関係者の中には「決着をつけれたという良い報告を受け大変うれしく思います。やはり健康が一番ですからね。ハハ。ただ少し『将軍様』がいなくなって寂しい思いもあり複雑な心境でもあります。愛着が出たといいますか、ネタが一つ消えたといいますか・・・。まぁ健康がやはり一番ですけどね。」と複雑な心境を語る関係者もいました。

 今回の「将軍様」騒動の原因を専門家はこう語りました。 「あぁ明らかなる運動不足ですね。」

この報告を受け関係者一同は

 「なるほどねぇ。そりゃそうだわ。」

との一言で事件の幕は下りたとのことです。皆さんも尿管結石には気をつけましょう。

 2006.12 〜へなチョコ村 助役の独り言〜

 新聞を書いてみたのは好いものの、書き上げるのに時間がかかりすぎて・・・たまりません。ニュースにかぎってはもはや皆(自分)が忘れかけている出来事を一生懸命むし返して書いているため事実が少しずつ離れていくのをヒシヒシと肌で感じずにはいられません。

 “たしか、こんなんだったよなぁ”
と、わずかなる記憶をたよりに書き進めること数日。

 しょせんは へなちょこ村の助役の記憶の引き出し。大事な記憶などあるはずもなく、出来上がりを読み返してポツリと一言。

 「こりゃぁ別ものだぁ。」

 なぁんで、新聞書き始めちゃったんだろうかなぁ・・・。

すぅぐ、自分の集中力の限界を忘れちゃうんだなぁ・・・。

 こうして、“欲しい情報を欲しいとき 的確に伝える新聞”のはずが、

 「別に欲しくも無いどうでもいい情報を、くそ忙しいときに恩着せがましく押し付けてくる新聞。」

として、ここに誕生しました。

 2006.12 ★おさらい★

 ニューストピックスに、しつこく出てきた『将軍様』とは・・・ここでは「尿管結石」の?石?を指します。名の由来として幾つか候補は上がっていますが、一番有力な候補としては『暴れん坊将軍の様に桁外れの暴れっぷりの潔さと痛さ」という説があります。別に北朝鮮にお住まいの方を指しているわけではありませんので、あしからず。

 ※注意書き・・・このページは、へなちょこによるへなちょこのためのページです。つまり、なんとなぁくで書かれています。読み進むにあたって疑問等を持ちましたら、そのままモヤっとした状態を保てることが出来ます。